─少し前の時間軸で色々と─
初めまして、フォーゲルシュタイン様。
[>>0:102の視線を逸らすジムゾンにきょとんと首を傾げて、そうしてにこりと微笑む。
改めてジムゾン・フォーゲルシュタインという名前と目の前の人物を比べ、そうして女の中で出来れば掘り起こしたくない頃の記憶の中に登場する人物と、挨拶を交わす神父の姿が合致する]
フリーデルと申します。……この村に来る前は、リーディアと呼ばれておりましたが。
[クスッ
『リーディア』という名で呼ばれた女の存在がジムゾンの記憶にあるならば、その記憶をくすぐる様な婀娜めいた笑いをひとつ落とした]