[セオが作るコーヒーの香りを横目に
アイリの言葉へ幾らか思いついたことを口に出す。>>16
正直今のままでも十分問題はないと思うておったが
皿洗いでも何でも、手伝いたいというなら拒む気は無い。]
まあ、出来そうなものから少しずつで構わぬぞ。
今は出来ずとも続けていれば
様になるかもしれんしな。
我も最初は料理を焦がしたり
味の加減に失敗したりと悲惨であった。
人間の食に対する価値観を
理解するのにまず苦労した。
練炭術師の此奴を我は笑えんよ。
[紅茶を一口飲みながら、勝てないというアイリに対し
己が失敗談を伝えて超える可能性を示唆してみせたが
果たして。]*