今から必要になる。 君はそのように変わる。 私に穢され、知る悦びを覚える。[ふわ、と彼を襲う浮遊感。 立てられた爪が外れるのを惜しみ、寝台へ押し倒しても距離は近いまま。さながら縺れるようにシーツの海へ溺れては、初心とて危機感を覚えよう。]