そ、そうよね。今日は天気がいいからね。
ゲルトが気持ちよさそうに寝ていたから、見ていたら私も…えっと…ね?
[オットーの言葉に話を合わせるようにオーバーに頷きながら相変わらず顔は赤い。
気が動転していたせいか、なんで二人がそこにいるのか? 何をしていたのかなどということには、当然頭がまわらない。
もとい、あまり自分の寝顔云々とか想像したくない]
そ…そうだ。はい木苺。森の奥まではいけなかったけど、良さそうなの見繕ってきたわ。
これで足りる? リナはもう来たの?
[というわけで、とっとと話を逸らすことにした。傍らにおいてあった籠を持ち上げて彼に見せながら矢継ぎ早に尋ねる]