― パン屋 ―
おっれーの名前ーは♪ゲルトっ♪
[知人である羊飼いの息子の名前で歌を終えたちょうどそのとき、目的地の一つであるパン屋へ到着した。その途端、腹がぐ〜っと音を立てる。
裏手へ荷車を回していつもの場所へ小麦粉が詰まった麻袋を下ろした後、表に回って扉を開けた。
ちょうど腹も減ったところだから、パンを買っていこうと思いついたのである。]
おーい、オットー。いるか?小麦粉の配達にきたぞー。
それと、本日のおすすめって何かあるか?
[さてはて、鏡に見とれていたオットー>>21は、男が声をかけたときには何をしていただろうか?*]