珍しい種類の捕虜が入荷したって聞いてな。 あぁ、この髪――――、間違いは無いか。[少女の桜色の髪へと軽く指を触れ] どーも、お嬢さん。 鳥籠の庭師です。 ……名は、ディーターな。[自己紹介にもなっていないような挨拶を交わした後、しゃがみ込み、背を向けた]