[空の色が青から藍へ、そして茜に変わるころ。>>28身動きする弟を離すように、腕の力をゆるめて。]うん。当分は来なくていい…来ないで。[死んでほしくないのだと暗に言いながら。言わずとも、自分がやる事をきちんと見据えた弟に、眩しそうに目を細めて。]