[横たえられた姿勢と角度からは、亡骸の首の爪痕は、見えなくなっていたから。これまで何度か巻き込まれた「人狼」の災禍時>>4:170>>4:171>>4:172と同様に。両手の血と亡骸の状況から、この”ダーフィト”ってやつはたぶん『人狼』で、俺は”また”、『人狼』を殺したのかと思いこんだまま] ……殺したことは、あるよ。 これまでに…何度も、ね。[血まみれの亡骸の傍らに在るのにも、何処か慣れた様子で、ゆっくりと、ひとつ頷いた]