― 都市中心部・路地 ―[呟き>>32は聞こえたが、答えはしない。傷の状態は見れば明らか。ただし、それも直ぐに変化が起きる。硬質化を右肩から右腕全体の範囲で施し、零れる紅を極力減らして。走る痛みは変わらないが、強引な方法で応急処置とした。これで、短時間であれば右手でも三日月斧を握ることが出来る]