── 過去・晩秋のソナタ(仮)>>28 ──
[ふにゃ、と一つ鳴いて、描き上がった絵を尻尾で撫でる白猫を見て、もう一度絵に視線を落とす。]
うーん、イマイチだったかなー…
ごめんね、ホンモノの方がずっと美人だよー?
[そう言えば猫の喉を擽る。猫の温度が指先に心地よい。]
んー……テオさんとこ行けばねこちゃんの欲しいものある?
[残念ながら猫語は分からない。コテリと首を傾げれば猫の眼を覗き込む。]
そう言えば、ねこちゃん、ってゆーのもアレだよねー
名前、なんてゆーの?
何て呼べばいい?
[そうしてニャンコ、ユキ、タマ、シロ、と幾つかの名前を並べたことだろう。その中にスノウという名前は1(2x1)1.なかった2.あった]