人狼物語−薔薇の下国

201 異端なるモノの舞踏場


銀の娘 ユーリエ

― 舞踏場近辺・ビル屋上 ―

[呼び捨てにする様子>>31に、少年の氷の瞳に不機嫌そうな色が掠める。
銀の娘も物言いたげないろを浮かべるものの、どちらも言葉にすることはせず]

「……ああ。
 まったく持って、あれの好みはわからん。

 キミといい、孤狼ベオウルフといい。
 騒々しいばかりのものばかり、愛でたがるんだからねぇ。

 ……まあ、孤狼ベオウルフは、今は別格だが」

[吐き捨てるように呟いた後、『熾天使』は緩く首を傾いで]

「……それで?」

[虚を突かれた様子など、気に留める風もなく。
短く曖昧な問いを、一つ、投げた。*]

(34) 2014/06/11(Wed) 22:26:09 (tukineko)

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