― 夜が明けて ―[騎士団がカレンへ戻れば、残る屍鬼も駆逐されるだろう。コボルト隊>>2:450を追っていた騎兵>>3:2も、増援に出した部隊と共に戻ってきていた。分隊を率いていたリエヴルの副官は、隊長の遺体を前に静かに頭を垂れる。彼らの間に並々ならぬ絆と思いがあったのは感じたから立ち入って聞くことはしなかったけれど、『貸しも返さないで…』と聞こえた気がした。]