[>>14『俺に構うな』と声がする。 比較すべき言葉を自分は知らない。>>13迷宮の入り口へと迫り来る魔物の数は決して少なくないが、 言いたい全ての言葉を飲み込んで――頷いた] 必ず、追ってきてください、ヴェルナーさん。[残す言葉は短い。 誰かは共に行くと言い、誰かは残るといったろうか。 本物のイェンスの果てを聞いた者もいたろうか。 後ろは見ない。 彼の脇を抜け、迷宮の奥へ*向かう*]