花は、私を表すひとつでもあるからね。――私は昔、霞草の女神だったんだ。なんてね。[くるっとその場でターンを踏めば、白い柔らかな服の裾が中空にふぅわり広がる。あたかも青空に添えられた小さな霞草のように]ルクス…[呼びにくければ、と。彼が教えてくれたもうひとつの名前>>20。そういう気が回るあたり、優しいひとだなと思う]ん。…でもいいのかい?なんだか、…――[その名を口にした時の彼の表情が。なんだか、大事なものを拾いあげたような雰囲気だったから…]