人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


ダークエルフ ヴェルザンディ

[そして、思い出したように、あ、と声を上げ、それから口の端を歪めて笑った。]

 そうそう、第二王子と一緒にいた男。
 民兵に偽装したライナーの兵を、確認もせず射殺した。
 邪魔になるなら、例え民衆の可能性があっても躊躇せず始末するようだ。

 ……捕らえた人間、使い道があるかもしれないね?

[言わんとしていることは伝わるか。情報は伝えるが、作戦指揮はクレステッドの領分。
どう采配するかは、その実力を認めているが故に任せるつもりでいた。]

 俺は第二王子の処に向かう。
 弓兵部隊はそのまま預かっていてほしい。
 竜の目撃情報は今のところない……好機、と見ていいか…

[そう言うと、一つ息を吐いた。**]

(34) 2014/09/16(Tue) 01:13:30

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