[その間にもフィオンは巨大海老をこともなげに斬り払っていく。護衛のほとんどは護りを得意としているが、フィオンはその特性から攻めに向いていた。このように囲まれた時にフィオンのような攻め手がいることはとてもありがたい。頼りになる男だ、と視線を向けていたら、不意に軽口>>16が飛んできた]なんだ、腹でも減ったか?生憎と弓を置いてきた故、串に出来そうなものもないな。[焔球を維持したまま、軽口に乗って返す。ひとしきり笑った後、短くふっと息を吐いた]