人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


血晶術師 エディ

 ……ええ。
 エトヴァルト・ヘルグリューン、です。

[きゅー、と鳴く肩の毛玉を宥めるように撫でつつ、名を告げる。
直接言葉を交わす事は、これまではなかったが、彼の──クレステッドの名を耳にする機会は幾度もあった。
その立場やあり方も、聞き及んでいる]

 おかげさまで、寝首かかれる心配はしなくてもよくなってきてますよ。

[慣れたか、という問いに返すのは、やや素っ気ない言葉と。
魔軍の中核と言ってもいい相手が、自分に何の用なのか、との疑問を宿した視線だった。*]

(34) 2014/09/14(Sun) 01:33:37

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