[勝手ながらそれぞれに指示を出し、その足でカナンの下へと駆けた]カナン、お前もパラシュートを着けて出ろ。お前が飛ぶ道は俺が作る。お前が生きてりゃ任務は遂行出来っからな。なぁに、俺も死ぬ気はねぇ。生きてりゃいずれまた会える。ちっとばかりのお別れだ。[に、と口端を上げ、シメオンは操縦室へと戻る]