――――…え? 此処は……どこ?
わたし、どうして……。
[まだぼんやりの心地で、思わずサーラの口調で呟いた。
隣の繭の中で、
クレメンスが目覚めた様子>>27が目に入る。
声をかけようとした途端、明らかな嘘寝を決め込む上司>>28に。]
ちょっ……クレメンスさん。
狸寝入りしないでください…っ!
[どういうことなんです、これは? と、
上司の頬を右手の指先でつんつんと、
つついてみようとする。
その場に白い猫>>8がふわふわしているのが目には入れば。
どういうことなの、スノウ?と、説明を求めた。]