人狼物語−薔薇の下国

208 守護天使は暗闘する


天使長 ジークムント

[シルキーの制止(>>30)も聞かず、天界へ一直線]

―境界線上―

[境界線に差し掛かったその瞬間に身を襲う、強烈な熱と痛み。
堕天したものを無理に連れ帰ろうとしているのだから、拒絶されるのは当然だが。
翼の端が焼け、焦げ、落ちる。

――構うものか。
―ー無理矢理にでも、押し通る。

シルキーには痛みはあるのだろうか。意思を持って進むのは私だから私のみか?シルキーのみであればいいのだが――そんなことを願いながら、]

神の意に背くのは初めてだが、無事通りきれれば、罰と善行で済むよう私からも言うさ。
それだけ同胞を思えるのだ……問題あるまいよ。
だから。シルキーよ。
私を信じて確り捕まっているのだ!

[自分に言い聞かせながら叫んだのは何度目か――その耳に届く、ゲルトの声(>>31 >>32)]

(33) 2014/06/26(Thu) 21:04:59 (ClocQ)

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