人狼物語−薔薇の下国

124 【TMMI】バベルの大図書館


翻訳者 ソマリ

-回想・星の夢の中-

[ふわりと浮いた体に思い出される光景が一つ。

「虹色のうずまき管」
その一節をオクタヴィアスの力を借りて訳していた時、ふと思い出した言葉を口にした]

月が綺麗ですね。

[ただの興味本位だった。
その真意にオクタヴィアスが気づくかどうか、試しただけだった。
そう試しただけ―のはずだった]

知っているかい?
この意味。

[知らなかった好きな女にでも使うといいと言っただろう。
知っていたら――どうやってこの気持ちをごまかそうか胸がざわめいた。

思い出したくてもその時のオクタヴィアスの顔が思い出せず、闇が男を全て包んだ**]

(33) 2014/01/28(Tue) 18:37:36 (zaki)

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby