人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


狩猟師 ギィ

[レトの傍に、見慣れぬ大きな犬が存在していた。
危害を加えているのか、一瞬銃口を向けたものの
その眸が誰かに似ている気がし… 気が殺がれ。

爪先はそのままレトの元へ、彼の上半身を起こして様子を見るも
目を開く気配はない。]

 ……おい、ふざけるなよ…、

[首筋へ触れ、頬を近づけ呼吸を確認する。
――生きている。
その事実に気づけば彼を肩へと抱え、界隈へと視線を、向けて]

 出るぞ、……まさか、この中に飛び込むなんて奴は
 居ないだろうな…!?

(33) 2013/10/10(Thu) 01:13:25 (presage)

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