[その少し前。 変彩竜が現れた時、傍らには彼の主の姿もあった>>28] 貴方は……。 ふふ、ありがとうございます。[たどたどしい言葉に、幼子を前にしたような柔らかい口調で答えた。 しかし彼も、主とほぼ互角の戦いを演じた召喚者である。 その強さを思って、少しばかり背筋を伸ばした*]