― 宿の二階・深夜 ― なっ?![なんでここに?と一瞬声を上げそうになるものの、何とか耐えることができた。] うん。…うん。[けれども囁くようなその声に耐え切れず、ヤコブの右肩に額をつけようとする。] もちろんいいよ。…というか。