……さぁて、と。[五つ首竜の撃破から、球体の消滅までの流れを見て取ると、女はおもむろに動き出した。向かう先は、プレス専用エリアの二人連れの元]『にゃーん♪ お久しぶりなのにゃー』[白猫がローレルに向け、尻尾をもふりと振る]えーと、あなたがローレル・クライスくん?いつぞやはウチのスノウがお世話になったそうねぇ。ああ、アタシはヴィクトリア・カルディナールロート。この子の……スノウの生みの親みたいなものね。