[寝所である石室の壁を通り抜け、石も木も何もかもを通り抜けて一直線に訪問者たちの元へ向かう。
仮に相手が何百人いたとしても、全員の元に同時に、同じように現れただろう。
訪問者がどのような状況であれ、まったく気に留めることなく言葉を掛ける。]
我が領への訪問を歓迎する。
もてなしは堪能してもらえただろうか。
我が領はそなたらを受け入れる。
そなたらのために、領内に住居を用意させよう。
必要なものがあれば、言うといい。
[当然、ここに永住するだろうと言わんばかりに、衣食住の提供を約束する。]