[ダダダダダン!っと連射の音が響き、飛び出してきた捩くれた角の山羊へと水弾が駆ける。初弾は山羊の額に当たり、突進の威力を削ぎ。僅かに顎が上がったところに二発目が喉元へと衝撃を与える。苦鳴と共に捩った身に残りの三発が胸部、腹部、下部へと減り込み、山羊の身体は地を滑った]いっちょ上がり![くすんだ色の光と転じて消えて行くのを確認せぬまま、視線は飛び出してきた別の影へと向かう。そこにいたのは真白の姿>>28>>29]