─ 『世界軸』上層・天の広間 ─
[>>15下からの返事にほっとしたのも束の間。
その身を保てなくなった『虚空』が崩れていくのに気付かず、態勢もとれぬまま落下する事になって]
(そういえば、詰めが甘いって言われてた…!)
[多分一気に行使し過ぎた疲労からだろう、術が使えなくなっている今安全に地に着く手段は無い。
少しでも受ける衝撃を減らそうと身を縮こませたのは経験則から、だったが。
そろそろ下に激突すると目を強く瞑った自分に届いたのは>>16声と、しっかりと支えてくれる腕だった]
───…っ、は…っ!