― 王都・広場 ―はじめまして、ジルさん。近衛。へぇ。凄い。あっ、そっか。イングリッド・アヤンガ。こちらこそよろしく…お願いします。[落ち着きある態度に少し年上かと思い、でも酷く離れてはいないようにも感じられて。素直に思ったところを口にする。フルネームでの名乗りに慣れてなく、王にも名前だけで済ませてしまったことに気付くと、頭をかきながら軽く頭を下げ返した**]