あぁそうだな、鬼ごっこだ。
そんな簡単に行くと思うなよ?
[なんせ相手は俺だ、なんて柔らかな笑みを浮かべて。
難しいっという相手に煙草の火を消す。]
そうだな、今回だけは許可してやろう。
ま、俺がすぐそばを追いかけて捕まえりゃ何の怖いものもないんだがな?
[逃げれるわけがないと鼻を鳴らす。>>32
逃げてみて己の怖さを身をもって体験すればいい。
まだそこまで危機感がないであろう子猫に向けて放つ言葉。]
勿論夜も含む、昨日みたいに暖かいテントの中で寝てると思うなよ?
[俺を相手に寝てられると思うな。
そう告げる様に一度足を止める。
何方かというと罰ゲームの方を心の中で盛大に期待している。
彼が持っていた己の荷物を片手に取り、ゆるりと宿舎へと向けて再び歩き出した。*]