人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


血晶術師 エディ

― 王都陥落から半月ほど後:王城にて ―

[魔軍に身を置いてから、半月。
その間は、環境へ慣れる事と、自身の力を律する事、その二つに集中する事が多かった。
それと共に、出自を知る者に今の在り方を示すため、動ける時には前に立つ事も辞さなかったが]

 ……ん。

[そんな以前とは変化した日常の中、不意に感じた気配に足を止めた。
振り返った先には、微かに透けた身体を持つ男の姿。>>30]

(33) 2014/09/14(Sun) 01:33:32

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