― 仕立て屋 ― ご、ごめんなさいっ![扉を開いた先から聞こえたのは驚いた声>>31。 反射的に謝ってしまったけれど、ひとまず怪我がなかった様子と、招き入れる声>>32に安堵して緊張を解く] そうだったんだ。 暇してると言っても、作業中に見えましたけど……。[ちらとエルナの手元を見る。 光沢ある糸の刺繍は、この距離からでも煌めきと、美しい意匠が見て取れた]