人狼物語−薔薇の下国

360 【RP練習】庭園ある館にて【人狼騒動村】


学生 コンスタンツェ

― 子ども時代のわたしとオットー ―

[幼い頃のわたしと来たら、遊び場は森・山・川・丘でしたし、昆虫のうねうねした類いにも平気でさわったものです。
むしろ、それらを掴んで大人の顔の前に突き出して、ぎょっとする様子に腹を抱えて笑っておりました。

ですが、だんだんと恥じらいを覚え、口数はやや減りました。
それでも、冗談を言われれば笑いますし、他者からあえて遠ざかることはありません。
オットーほど変わってはおりません。

オットーと歩幅がそろわなくなったのは、いつからでしょうか。
肩を並べてはしゃぎあうことは無くなり、会話をしなくなった年月が増えていくばかりになりました。
パンを買いにいく時に見かけるだけ、村の中ですれちがうだけ。

年を経るとは、そういうことなのでしょうか。
何か言ってやりたいけれど、誰に、何を言うつもり?
もやもやした思いを抱えながら、あといくつか寝て起きれば、わたしも齢18を迎えます。*]

(33) 2015/07/31(Fri) 21:36:00

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