人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


共和国大使補佐 シメオン

― 回想/遭難時 ―

[空をも覆う暴風は頑なに他の侵入を拒み、シメオン達が乗る飛行船に容赦なく襲い掛かった]

くっそ、舵は利かねぇ、計器もぶっ飛んでやがる!
動力はどうなった!?

「駄目です、持って数分!」

ちっ!

[改良の必要あり、なんて言葉が頭を過ぎったのは一瞬。
意識は直ぐに次の対策へと転じる]

可能な限り突破方向に舵を切れ!
他の奴らはパラシュート装着!!

少しでも風が切れたらきっとこの船は落ちる。
風が切れるのを見計らって外に出るんだ!

(33) 2015/03/06(Fri) 02:09:10

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