[ゲラゲラと腹を抱えていれば、ジムゾンが睨みつけながら反論をしているが>>30
揺れる背中ではその様子は見えない。
しかし声を荒げる様子に、大体どんな顔をしているのかは想像する事が出来た。
こんなんでも悪意はなく、純粋に楽しくて笑っているのだが
余計にそれがジムゾンの神経を逆撫でしていそうだと思っても、こみ上げる笑いはなかなか止めることは出来ずに居た。]
だ、おま、ンな──…。
[しかし、消えろと聞こえれば男はピタリと笑うのをやめる。
背中にばしばしと殴られる感触を暫く受けた後、くるりと振り返る]
消えたらまたお前が泣くから消えねぇよ。
[少し、目尻に涙を残したまま、困ったような微笑みを向ける。
ジムゾンの耳と耳の間をぽふぽふと撫で、その後]
でも、やっぱその格好は、 ふっ…… 笑っちまうっ くくく……っ
[先ほどよりは酷くないが、肩を揺らしてふるふると笑い出した。*]