[ くつりと嗤う、快楽に落ちた男。けれど、その内側で泣く声を知ったなら。その"ココロ"を、護らせて、くれるだろうか。拳骨ひとつ落としたら、抱きしめさせて、くれるだろうか。大嫌いな自分を、赦させて、くれるだろうか。同じように想う者がいることは知らず。>>21けれど、知ったとしても同じように、伴に。 抱きしめて、泣き、笑おうか。 ごめんなさい、とありがとう。 そのときにようやく、 私にも、言える気がしたから。 ]**