────、兄上、[その間にも、兄の嗤い声は響いていただろうか。それとも、弟の勝手を咎めただろうか。身体の奥が微かに震え続けている。それは、どうしようもない怒りのようで哀しみのようで。] おやめ下さい、あにうえ!!!![叫び声が、悲鳴のように高い天井へと空しく*響いた*]