人狼物語−薔薇の下国

532 天命昇華


翡翠の巫女 リュカ

[そうこうしている間に、二つの影は声の届く距離まで接近する。
 警戒の素振りもなく、下馬と共に告げられる彼の名>>22]

 ――ええ、如何にも。

[丁寧な名乗りを受けたからか、自然こちらも姿勢を正す形となる。
 その名や従者を臣下と表現する様から、高貴な者であることは窺えたが、出自を正確に把握するだけの知識はなかった]

 私は翡翠の巫女。リュークリンデ・ヤード・グレース。
 ここにおいては、同じく神魔様の試練を受ける者です。

[こちらからも巫女としての名を名乗りつつ、杖の構えは解いて一礼した。
 傍らにて黙礼する臣下だという男性>>23へも、視線を向けつつ*]

(32) 2020/02/25(Tue) 22:40:02

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