―貨物室―
うっわ、こりゃ酷えや
[二人の過去に関係しそうな、込み入った話が終わった後ぐらいだったか、ちょうど区切りの良いときだったか。
再度言われた詳しい場所を頼りに>>24、貨物室に着いた俺が真っ先に言ったのはそんな言葉だったね。
着いても冷静で居られたのは、死体の状態を教えてもらえたからかねえ。
生臭い鉄の匂いと鮮烈な赤に眉を顰めて。]
カレル、第一発見者はお前さん?
不審人物見掛けたかい?
[テンプレートをまず聞いてみようか。
まだ動揺して答えられないようなら、傍にいた学者殿>>23に外へ出して落ち着かせるように頼んでみよう。
多少落ち着いてるなら話を聞きつつ、周りを見渡して。]
“おやすみなさい、良い夢を”、ねえ
ずいぶんと皮肉の効いた、良いセンスしてるじゃねえか>>2:397
[ああ、本当に。反吐が出そうなほど悪趣味だ。
死体を見れば、デカい手か何かで心臓を抉ったような傷>>2:396で人狼がやったことは嫌でもわかる。
地面に縫いとめるように刺さったハンティングナイフ>>2:394。腕も折れてるか>>2:396。その腕からほど近いところにナイフ>>2:377も落ちていて]