[彼女の確認の声>>30を聞いてから、銃をジャケットの内ポケットにしまい込む。]
家系図ですか。島の歴史書を調べようと思って書庫を見たのですが…何故か一冊しかなかったから、それは見てみたいです。
[そう言って、家系図の書かれた本を受け取る。]
ダーフィトさんが…?
……じゃあ、彼は島の写真撮れないんですね…
[没収の話に落胆した理由は思い切り個人的な理由だった。]
身を守るもの…ですか。
そう、ですね。こんなもの、使う事態にならないのが一番ですけど。
[何かあればという意味なら自分より非力な彼女に渡そうかとも考えたが、使い慣れない危険物を下手に渡すのはかえって危険かもしれない。
自分がこれを使ったことがあるかなんて話は聞かれもしないだろうし、言うつもりはなかった。]
うーん…思ったよりめぼしいものはないのですかね。
もうちょっと何かあっても良さそうですが。
[残念そうに眉を下げると、もう一度辺りを詳しく見てから出ようかと考える。]