[ゆっくり瞬きする。今は他に思考を散らしている場合ではない。] さてね、何してると思うんだい? [そっと片手で、短剣の柄を撫でる。>>10少しばかり戻った魔力で、そう、発動の為に色を通す。幸いか、それとも不幸か、ついた枷たる魔術の痕跡が、少しの魔力の移動くらいは誤魔化してくれるだろうと踏んで。それが満ちたその瞬間。]