うん、知ってる。
[メレディスからの初陣申告>>210には、さらりと頷いた。
彼には乗馬技術と一緒に、用兵についての話をしたこともある。教えたなんて言われてしまうと面映ゆいけど、しかしだからこそ、彼のことは良く知っているつもりだ。
その人となりも、戦慣れしてはいない好ましさも。危うさも。]
誰しもあることだから、あまり気負わず…だけど。
無理はしないようにね。
[軽く頭を下げた友人へと歩み寄ると、肩にとんと手を置いた。
視線が交われば、柔らかく目を撓めて。]
馬からは落っこちない。
敵を倒すよりも自分を守る。
そうすれば、周りがきちんと戦ってくれる。
そういうもんでしょ、王様ってね。
[なんて笑った。]