人狼物語−薔薇の下国

512 勇者と魔王の共同戦線!


魔王 ヴァートル

― 天空城・前庭 ―

[竜の背に乗った勇者一行と前後して、魔王もまた城の前庭と思しき場所へと降り立った]

 ――やれ、この我輩が城を攻略する立場となるとはのう。

[背の羽を霧散させながら、長らく城の最深に座して来た魔王は零す。
 城といってもおどろおどろしい魔王城と違い、こちらは神殿めいた造りをしていた。
 花壇に咲き乱れる花は魔王の知識にすらないもので、状況さえ違えば物珍しさに気を惹かれることもあっただろう]

[しかし、敵意孕む冷たい声>>14に、魔王の意識はそちらへと向けられる]

(32) 2018/12/07(Fri) 20:02:43

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