[少女は伯母―正確には何代か経た祖母に当たるのだが、本人の希望で一族は皆彼女の事を伯母と呼んでいる―とレオのやり取りを見守っていたが。]ハイブキ様、私からもお願い致します。お恥ずかしい話ではありますが、私では力不足なのです。――どうか、貴女のお力を貸して頂けないでしょうか。[そう言うと、真っ直ぐに粟藤色の瞳を向けた。**]