[彼には名乗って貰えただろうか。
警戒しているのを極力気付かれないように――とは言ってももしかしたら気付かれているかもしれないが――歩く。
すると鈍い音が聞こえ、足元から衝撃を感じた。]
!?
何が起こったんですか?!
[此方へ向かって走ってくる海兵を捕まえ、尋ねるとどうやら機関室が燃えているらしい>>23。]
……すみませんが、ここから先はお一人でどうぞ。
ここを真っ直ぐ行けば食堂です。
[できるだけ丁寧になるように心掛けて案内すると自分は踵を返し、本当に軍医かと思えるようなスピードで医務室へ駆け出した。]