───── 人の子らよ。[声は空に、空気の振動によらず心に響き、 その場にある者、そしてその場にない者らの上にも響く。] 不遜を止めよ。 天は人の子の踏み入る領域には非ず。 天を目指すは、愚か傲岸不遜の所業と知るが良い。 [その響きは優しく───、] 思い上がりし者らには天罰を。 悔いぬ者らには粛清をこれより与えよう。…だが、 [────、慈悲深く。]