[ さぁ、今日は誰が死ぬのだろうか。いかないで、と寂しそうに零す娘。熱に浮かされて、震えているとは知らず。>>22まどろむ聲が聞こえてきたのが先程のこと。彼女が生きたいと望むのであれば、その手助けをしたいとおもう。壊れかけの思考、壊れてしまったらきっと……"同じ" に成れる筈だから。死にたいと望むのであれば、見守る準備も出来ている。この手は、だた、撫でるだけ。命を奪うことは出来ないのだろう、おそらく。 ]