[歩いていけば、船らしき影が薄らと見えてきます。腕を伸ばせば、何かにつかまれて>>28ベランダへと引き上げられます。]……ありがとうございます。[水をすってすっかり重たくなった黒衣が、ぺったりと傀儡の肌へと張り付いてしまいます。床にすわりこんだまま大鎌の魔女らしき人物を見上げ、礼一つ]**