――人を、そして世界を護る……。[最後に映し出されたものは、その言葉。][なんて規模の大きさだろう。 自分は、自分の居場所を守るために足掻いているだけ――だったのに。][“護る”ために、“死人”になろうとしていたのだろうか。 心を持たぬ狙撃手として。][でも、最期の瞬間のあの人は、 “死人”なんかでは、なかった]