[そういえば昨日はフィオンとヴィアに挨拶し損ねたな…と思いながらベッドの上で伸び。
今生の別れでもないからいっか、と思いながらも今日また誰かがお見舞いに行かされるのかと思って、自警団に聞いてこようと、身支度を整えて部屋を出る。]
あら…神父さま。
と、えっ!?
[フレデリカがなんと自ら、お見舞いを志願し、行くことになったと聞く。
志願…ここは素直に考えると神父さまが気になって、ということだろう。けど、えっと、フレデリカさんって私の見立てではフィオンさんと…。
そういえば、神父が「年上の女性」に強い思いを抱いていたことを思い出す。それが、フレデリカなのか。
それはいいのだけれど、神父は重婚にも否定的だったはず。]
うーん
[私の情報収集力と観察力もまだまだねえ…と思いながら広間へ。]